しかし、このアプリケーションの利用には別にセンサーを購入しなくてはならない。Nikeのシューズにセンサーセットして音楽を聴きながらランニングを楽しむというわけである。
このときの、Nikeシューズは Nike+ というものに対応している必要がある。なんだか、シューズまで ITデバイスのようだ...
横道に逸れるが、最近は、さらにNike ID というサービスがあって、車のカラーを選ぶサイトのように、自分のシューズの色をいろいろとデザインできる。
ミッドソール、ライニング、クォーターなどの色を14色くらいの中からそれぞれ選べたり、モデルによっては素材も選ぶことができる。Webサイトである程度デザインをしてみたが、靴のサイズを確認したくなったので、やはりお店に行くことにした。
最寄りのNike ID Studio がある Nike Shopは原宿だったので、iPhoneで場所を探した。
iPhoneに最初から入っているGoogleマップアプリを使用すると自宅から原宿までのルートを提示してくれる。電車でのルートを選ぶと、徒歩と電車を組み合わせたルートを説明してくる。
ご覧のようにどのラインの電車に何時に乗って、何処で何時に降りるといった乗り換え検索までを含んでルート検索を行ってくれるのだ。
これには驚いた!
とても便利だし、どこぞの重たいオペレーティングシステムやサービスとは大違いである。
スタートを押して、家を出ると最短ルートを指示してくれるので迷うことが無い。乗り換えも勿論、指示を出してくれる。
ナイキで店員さんに尋ねると、Nike IDスタジオの利用には予約が必要らしい。だがスタッフが空いていたので、直ぐに対応してくれた。
私が欲しかったのはヘイズというモデルだったが、新しいらしくサイズは来週でないと確認できないとのこと。デザインしたシューズを Nike のクラウドサービスに登録して帰ることにした。家でもカスタマイズできるようだ。
センサーについては、電池交換が出来ないとのことだった。そこで進められたのが、AppStore からの Nike+GPS のダウンロードだ。アームバンドで iPhone を腕にセットすれば、センサー無しでも iPhone の GPS機能 を使って同じことが出来るとのことだった。
早速、ダウンロードして使ってみた。なるほど、Nike+のシューズやセンサーはいらないようだ。走っている最中に聞く音楽をいくつか設定し、とりあえず時間無制限ワークアウトを開始!
今日は、快晴の空だったので、音楽を聴きながらのランニングは最高に気持ちが良かった。Lady GaGa のBad Romanceや Alejandro を聞いて走ると、いつもより長い距離も苦ではなくなる。
楽しみながらワークアウトすると、やはり走行ルートや走行距離、ルートなどの履歴がNike のクラウドサービスに記録される。ルートの表示には、Googleのマップサービスをマッシュアップして利用していて、Coolに走行ペースまで色で表示してくるという代物である。
ワークアウト終了を押すと、元野球選手の清原さんの声でメッセージが流れた。実は何軒か先に解説者の江本さんが住んでいるので、たまに清原さんが自転車で姿をあらわしたりする場所なので、声をかけられたのかと思ってビックリしてしまった。
あらかじめ、Twitter や Facebook を設定しておくと、自動的にメッセージを送信してくれる。
http://twitter.com/#tmiyatan
本当、素晴らしいデバイスを開発してくれた Apple Computer に感謝!
まさに芸術のようなコンピューターだね。