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2026年2月23日月曜日

15年後の再開

 本当に久しぶりの投稿になります。

 最後に投稿したのが2011年以来ですから、まさに15年ぶりの投稿です。何故だったのだろうか?と思い、ふと最後の記事の日付を確認しました。2011年3月10日、麗かな春の日差しの頃だった記憶があります。そう、翌日には大変なことが起こりましたね。

 IT業界ではよくDecadeと言う言葉が使われます。10年前と比較してとか、10年後の新たなプラットフォームでは?といった具合です。しかし、今日では、あまりに業界の速度が速くなり、この10年と言う節目はあまり機能しません。

 以前のポストを見ると、クラウド全盛期を予測し、IEの集落を予測し、UIのインターフェースとして音声インターフェースが来ることを予測したりしていますが、それから1Decadeと更に5年が経ちました。クラウド全盛期を迎え、確かに揺り戻しもありましたが、実際には予測が当たり過ぎて、あまりにも爆発的なクラウドの発展により米国では電力不足が深刻化しています。

 ビルゲイツはこれらの未来を予測し、15年ほど前から(実際には20年も前から)テラパワーという次世代原子力ベンチャーを立ち上げました。核燃料の再使用(リサイクル)や核廃棄物の削減、高速炉技術を用いた核燃再使用に関する取り組みです。これは、日本が放棄せざるをえなかった高速増殖炉もんじゅと非常によく似た核廃棄物を燃料にする技術です。テラパワー設立当初は、進行波炉(TWR)と言われる濃縮ウランをほとんど使わず、使い古された「劣化ウラン」を燃料として数百年間燃やし続ける「進行波炉」という技術に着目していました。まぁ、数百年間も炉が持つ訳がないので、宇宙で生成可能となるTWRの過酷な環境(強照射・高温・腐食)に耐えうる革新的な耐放射性合金を使う予定だったのだと思います。例えば、ハイエントロピー合金 (HEA)や酸化物分散強化型 (ODS) 合金のようなもので、これらの宇宙合金は、被覆管の変形・破損を防止、運転温度の高温化(熱効率向上)、炉の長寿命化(燃料交換不要期間の延長)に役立つことが予測されています。

 ガンダリウム合金に似ていますね(笑)。そうした具合に10年(Decade)先を読み、行動を起こせるということは素晴らしいです。私も、そうした彼の実直な姿勢を見習おうと思います。ところで、ブログを書いていた15年前とは、テクノロジーが本当に根底から変わってしまいました。私がシリコングラフィックスやマイクロソフトなどで活躍していた時代は、コンピューターで仮想空間を作り、そこへ情報を追加、分析、予測するというシステムが最先端でした。HPCやスパコンを使い物理データやBIデータからの予測モデル生成、あるいはVR空間とゲームへの活用、地図情報と経路探索にデジタルツイン、それらのベース技術としてのデータベースや開発ツールなど、1つ1つの技術を組み上げて作り上げたものでした。

 そうした技術は、既に過去のものとなってしまいました。驚くべきことに...
 テクノロジーが本当に根底から変わってしまいました。

 

 それを、これから小説仕立てで少しずつ説明して参ります。
 今、私が注目している技術が2つあります。
  • 量子コンピューティング
  • 自己増殖型量子ナノマシン
 この2つの21世紀技術を使って、本来は24世紀後半の物語であった筈の 
 の世界線がどう変わっていくかを、次の記事から小説仕立てで展開していきます。
 是非、ご拝読を頂ければと思います。